瓦のデザインも多彩になり、洋風住宅やモダンなデザインを引き立てる屋根材としても人気が高まっています。ところが施主さんには、費用の点で躊躇されることが多いようです。確かに葺き替えの費用だけを見れば、セメント系やスレートの屋根の方が安あがりかもしれません。
ただし、これらの屋根材が経済的かというと、答えは違います。屋根は、20年、30年と住まいを守るものであり、購入価格と併せて維持費も比較して選びたい特別な買い物です。たとえばスレートやセメント瓦は、粘土瓦に比べて時の経過による劣化が大きいため、手入れにコストがかかります。スレート、セメント瓦いずれも!0年後には補修が必要となり、その時点ですでに粘土瓦の方がコスト安になるのです。そしてこの維持費の差は、年月とともに大きく開いていきます。
粘土互の屋根はまた、断熱性に優れ、他素材に比べて冷暖房費を抑えることができます。メンテナンス費に加えて、エネルギー代にも生じるコスト差。葺き替え後、通常数十年住むことを考えれば、粘土瓦の経済性がきわだってくるのです。
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